ホテルに到着し急いで準備!

これから日曜日は無料で見れるソフィア王妃芸術センターとプラド美術館のはしご予定です。

ワクワク!

16時頃4人なのでここはタクシーで、ソフィア王妃芸術センターまで行っちゃいました。

ソフィア王妃芸術センターは20世紀中心の近代美術作品が見れる美術館。

1990年にオープン! 今年で30年目ですね。

超大傑作のピカソのゲルニカ他に、ダリ、ミロの大巨匠の絵画を見ることが出来ますよ。

元は病院だったようですが、大改築して今のソフィア王妃芸術センターとなったようです。

両脇にあるガラスのエレベーターはイギリス人のイアン・リッチーの設計のようです。

現代的感覚がプラスされた素敵な建物になっていましたよ。

行列出来てるかな??

まずはアートな塔のような物が見えてきました。

ポップなロゴのペイントアートのらくがき?

何だかアートな感覚がして楽しくなりますよね。

おーやっぱり行列出来てるー!

取りあえず並ぶことに・・15分弱位で中に入れました。 

無事無料で入館出来ました。 良かった!

入ってすぐセキュリティーチェックがありましたよ。

大迫力ピカソのゲルニカ!
3代巨匠の絵画の展示がある2階を目指してー!

まずは、ピカソのゲルニカ!

3代巨匠の絵画のある2Fにガラスのエレベーターに乗ってゴー!


やはり人だかりが・・みんなの注目の絵画ですね。
大きくて大迫力!
たて3.5×横7.8mの巨大キャンパスに描かれていてモノトーンの絵が圧巻でした。

迫り来るような感情を感じました。

ゲルニカの絵はー
ゲルニカの街がドイツ軍によって爆撃をうけて多くの死者を出しました。
絵の中には、逃げる闘牛、炎に包まれる女性、地面をはう女性、殺されてしまった子供を抱きかかえる女性が描かれていました。
ピカソは戦争への怒りと命の大切さをアピールしているようです。

以前購入した物のコピーです

やはりここは撮影禁止で両脇に監視員さんが見張ってましたよ。 

その他『青衣の女』暗めのブルートーンに赤の口紅が光るピカソの中のパリジェンヌを描いた絵画。
『死んだ小鳥』キュビスム時代の代表作。パッチワークのようにして描かれた絵です。

*キュビズム・・友人のブラックと生み出した画法。描く物をイメージしてバラバラに崩して再構築して描いた物。幾何学的な感じです。

そして、シュールなダリ


奇抜な絵やユニークなものの捉え方が特徴的。

とてもシュール!
シュールレアリズムの代表巨匠ですね。

代表作の『偉大なる手淫者』
ダリの奥さんになるガラさんとダリを描いたシュールレアリズムの絵画です。
こちらも大迫力!
でもバッタとアリが気持ち悪いと思ってしまいました。

『窓辺の少女』
ダリの妹の後ろ姿の絵画。
20歳の時に描かれた絵画で、まだダリらしさの出ていない作品
洋服やカーテン、髪の毛、体の質感がとてもソフトに描かれていて素敵でした。

ポップでユーモアたっぷりなミロ


落書きのようなポップでまるで子供が書いたようなユーモアたっぷりな絵。
独特な線タッチが何ともいえずかわいいです。

『パイプをくわえた男』
煙草を吹かしている男を描いた物。
ポップでかわいい、ミロらしさがでています。

パイプを加えた男

『カタツムリ・女・花・星』
こちらもミロらしさの出ている作品です。
独特なラインと赤、青、黒、黄色、白、ミロらしいカラー使いにロゴを入れてありました。

あー、残念な事に時間がないことの焦りと絵に夢中で写真を撮り忘れてしましました。(~_~;)
パイプをくわえた男だけ取れてました。(笑)

ソフィア王妃芸術センターは基本フラッシュなしだと写真撮影OKでした。
一部ゲルニカなど撮影不可の絵画もあります。

時間がないので駆け足で後はざーと見ていきました。

衝撃的オブジェ!マンレイのメトロノームも見れた。


天井が高く長いアーチ状の素敵な通路を出て端あたりに何とメトロノーム!


衝撃的!目のついたメトロノームが動いているのです。

何ともいえず魅力的! 

マンレイの作品です。

目が動くメトロノームの前で楽しくなってしばらく止まってしましました。


こちら《破壊されるべきオブジェ》のリメイク版の巨大なメトロノームです。
この目はマンレイの恋人のリーミラーの目のようです。

こんなメトロノームあったら楽しいですよね。
見られてるみたいでいやな人もいるかな~。

ソフィア王妃芸術センターに行ったら見逃さずに見て下さいね。

ソフィア王妃芸術センター


開館時間 10~21時 日曜日は19時まで
月・水~土の19時からと日曜日は13:30から無料
4/18、5/18、10/12、12/6が無料
休館日 火曜日
料金  10€
アトーチャ駅の向かい側にあります。
(*値段、休日は変更される場合があります。)


とても駆け足でしたが、ソフィア王妃芸術センターを堪能して、
急いでプラド美術館に向かいました。