働いていると必ずおこなわれる年に1度の健康診断!

これまで大きな病気をする事無く来れました。

50代に入った頃、約1年間くらい体の冷えに苦しみましたが、今では回復してこれと言って気になる事は有りません。

更年期に入ってくると、色々な症状が出てきて苦しんでおられる方もいらっしゃると思います。

皆さん、いかがですか?

健康診断って、若い頃は身長や体重が気になるばかりで、ほぼ気にすることはありませんでしたよね?

更年期に入った頃から健康診断の結果は、日頃の生活を評価される・・・健康寿命を延ばすバロメーター!

封筒が来ると、ドキドキ!

と言った近年でしたが・・・

今回初めて、検診したセンターから電話が・・・



婦人科検診で、異常?


仕事終わりに携帯を見ると、留守番電話が・・・健康診断をしたセンターでした。

何だろう・・・?

折り返しの電話をしてみると、「本日は終了しました。」のコールが流れてきました。

電話を切った後に、頭によぎってきたのは・・・

あっ、婦人科検診??

何か異常があったのか?再検査なのか?

え、がん???

頭の中に色々よぎり怖くなりましたが、翌日を待って確認する事に。

翌日連絡してみると・・・

センターのお医者さんから、「子宮頸がん検診で異常な細胞が出ていますので、明日にでもセンターに来て下さい。」と言われ・・・😨

😱「え、がん?? 大分悪いと言うことですか?・・・どの程度なんでしょうか?」

思わず出てしまう言葉!

「ここでは、これ以上分からないので、大きな病院を紹介させて頂きますので・・・。」

こんなこと言われると、病気をした事のない私は、驚きと焦りでいっぱいになりました。😰😰

頭の中が、がんのどの程度なのかで・・・心配になりあれこれ考えてしまいました。

検診センターの先生はこの時、検査時の結果を教えてくれませんでした。

2日後に大きな病院の予約を取って、紹介状を頂き帰宅しました。

下調べしていたら、詳しく聞けたかも・・・

ソワソワして、落ち着かない気持ちが・・・

あまり考えすぎるのも良くないかも知れませんが、こんな時は、悪い方へ思いが浮かぶものですね。


詳細検診へ


ついあれこれ考えて、眠れぬ2日間でした。

ドキドキしながら大きな病院にいくと、

先生から検診センターでの結果を教えてくれて・・・

ASC-H(アスク ハイ)なので、たんたんと子宮の絵の中に「この辺りが・・・子宮頸部・・・」と書いて説明してくれました。

子宮頸がんは、がんになる前に異形成と言う、がんの卵のような物がまず出来るそうです。

そのレベルが、軽度、中等度、高等度となり、上皮がん、数年後に浸潤がんとなっていくそうです。

がんの卵、異形成からがんになるまでは、5~10年かかるそうです。

軽度~中等度だと数日間で、正常に戻る事も多いそうです。

通常でも日々行ったり来たりしているそうで、高等度となるとがんになる可能性が高く治療(切除)となるようです。

ASC-Hは、中等度~高度異形成、上皮がんまでの疑いと意義不明と言う異形成なのかどうかも分からない、ちょっと不明瞭な細胞がある診断と言うことでした。

え、がんじゃない?

そこが不明瞭なので、今日、更に詳しく分かるよう検査します。と説明がありました。

ちょっと安堵しながらも、ドキドキ!! でした。

ASC-Hって??


検診センターでしたがん検診は、ベセスダシステムに基づいたものでした。

最初に先生から説明があり、以下の表のようなレベルとなって、次への検査の流れとなるようです。

NILM異常なし
ASC-US意義不明な軽度
扁平上皮内病変疑い
HPV 検査、経過観察
再検査
ASC-HHSILを含む意義不明な中~高度
扁平上皮内病変疑い
コルポスコープ、生検
LSIL軽度異形成コルポスコープ、生検
HSIL中等度~高度異形成 上皮がんコルポスコープ、生検
SCC扁平上皮がんコルポスコープ、生検



コルポスコープと組織検査


次の検査として本日は、コルポスコープと組織検査となりました。

1部細胞を採取して、どの程度にあるのか?と感染しているとがんに進展しやすいと言われるHPV(ヒトパピローマウイルス)検査です。

コルポスコープと言う拡大鏡で確認して、組織の1部を少しつまんで摂るので、ちょっと痛みを感じるかも知れませんが、数分で終わります。

説明の後、実際に検査のため椅子形の台に座り、3カ所採取されました。

つままれた時は、引っ張られる感じはありましたが、思ったより痛みを感じませんでした。

きっと皆、これが嫌だと思うのですが、あっという間に終わりました。

この後、つまんだ部分の出血を抑えるためにガーゼが入れ、看護師さんからナプキンを渡されて、終了でした。

ガーゼは2時間後位に、タンポンを抜くように摂って下さいと。言われたのですが・・・
 ガーゼが吸い付いて、摂る時痛かったです。😢
 数日間、ちょっとかすれる程度ですが、出血がありました。



お医者さんへの質問


HPV(ヒトパピローマウイルス)検査って?

HPV検査は、子宮頸部に感染すると子宮頸がんに進行しやすいと言われているそうです。

16、18、31、33、45、51、52、56、58型などの型のウイルスに感染しているとがんになりやすく、特に日本では16と18型が多いそうです。

感染していても、ほぼ1~2年で自然消滅する場合がほとんどだけど、1部残って継続感染したままだと、がんになるリスクが高くなるそうです。

軽度~中等度でも、HPVにかかっていると、がん進行する確率が高いそうです。



気になるどの程度だったら、どんな治療になるのか聞きました。

軽度だったら
3~6ヶ月間隔での定期検診。
正常に戻る確率も高く、経過観察となります。

中等度だったら
3~6ヶ月間隔での定期検診。
正常に戻るか、高等度に進むか経過観察となります。

高等度だったら
高等度であれば、20%位の確率ではあるけれど、がんになる確率が高く部分切除を進められているようです。(円錐切除)
2~3泊で入院切除だそうです。

がんだったら
状況により部分切除又は、子宮全摘となるそうです。



軽度や中等度だと経過観察との事だけど、治療の薬はないのか聞いてみると特に無く経過を観察するしか今の所ないそうです。


何だかモヤモヤする回答だけれども、仕方ないといった感じでした。

年齢的に子宮内部の検診も、してもらった方が良いか確認すると・・・

拡大鏡で見る限りでは、奥に大きな腫れは見当たらないので、大きな事にはなってないかと思いますが・・・

話を聞いていると不安になりますが、まだ結果が出ていないので、詳しくは結果が出てからにさせて下さいと言われてしまいました。😅

結果は?  2週間後になります。と言われ・・・😱

思わず・・・2週間ですかー?

申し訳ないのですが、組織診断に時間がかかってしまいますとの事でした。

他の人も一緒のようで、ここの期間が何とも言えず、モヤモヤとした気持ちで過ごすことになります。

結果は2週間後


2週間の間、ネットで子宮頸がんの事を調べて、ちょっとお勉強して見たり・・・

もしもの事を考えると不安になって、落ち着かない日々を過ごす中・・・

お散歩して心落ち着かせたり・・・

高度異形成で手術をした友達の話を聞いたり・・・

手術となると、お金! 低額だけど保険に入っていたので、どの程度補助してもらえるか契約書を見直したり・・・

食事には気をつけて栄養補給をしているつもりだったけど、関係なかったのか??なんて見直してみたり・・・

不安な気持ちは取れきれませんが、色々な事を考え直すきっかけと、何よりも健康が一番だと思う2週間でした。

異常なし??疑いの気持ち!


2週間が過ぎ、結果を聞きに病院に行く日が来ました。

ドキドキしながら待ち、呼ばれて中に入ると・・・

😲何と・・・異常な細胞は見つかりませんでした。との報告でした。😆😂

え??? 何で・・・? 

ASC-Hだったんですよね??

軽度でもなかったのですか? と思わず聞いて見ると・・・

組織検査結果、そうなんです・・・と!

HPV(ヒトパピローマウイルス)にも感染していませんでしたので・・・

何故ASC-Hが出たんでしょう?? ASC-USであれば、こんなこともあるかもと思えるのですが・・・

良かったより先に、なんでASC-Hだったのか??疑問でいっぱいになり・・・

頭の中で、子宮内のどこか小さい部分に異形成が出来てたりするのではないか?と思い浮かび・・・問い返していました。

先生もASC-Hの診断結果は検診センターからですので、細かいデータが分からないから、再度2ヶ月後に検診センターでしたベセスダシステムの検診をしましょうと提案されました。

ここまで話して、ちょっとほっとした気持ちも出てきました。😅😂

それにしても、嬉しいはずが・・・モヤモヤした気持ちが残る結果報告でした。

ちょっと手術も覚悟していたので、力も抜けてしまいました。😁

でも、一旦良かった!!🙌


再検査


2ヶ月後に検診センターでしたがん検診、ベセスダシステムによる検診をする日がやって来ました。

初めはモヤモヤした気持ちが収まらなかったのですが、徐々に気持ちも落ち着いて来ました。

あまり考え過ぎないようにと思いながらも、何故、検診センターで異常が出たのか??

1次的にも結果のレベルの違いに、1~2週間考えてしまいました。

その後は、出来るだけリラックスした日々を送るよう心がけました。

細胞検査


病院に行くと先生から、何か変わったことはなかったか聞かれ、今日は再度ベセスダシステムの検査をします。と言われました。

椅子形台に乗りあっという間に終わりました。

ココが、ちょっと嫌な感じだと思うのですが、椅子に乗ると先生も淡々とこなされます。

前回は大丈夫な結果ですが、不安も残されていたと思うので、今回の結果を待ち確認しましょう。と言われました。

もしも、検診センターで出たような結果なら、再度生検をする事になります。と言われました。

はい、と答えながらも、これ、いつまで続くのかな?と言う気持ちも出てきます。

でも、「がん」となるともっと心配だし・・・

仕方ない。良い結果を祈ろう!!と思い直す感じです。

年末との兼ね合いで、結果は2週間後となりました。

ベセスダシステムは、1週間で結果は出てるようでした。

2週間後、結果は?


更に2週間となると気持ちも随分落ち着き、後は出たとこ勝負だなんて、ちょっと大げさな気持ちで病院に向かいました。

呼ばれると、やはりちょっとドキドキ!

今回の結果・・・異常なしでした!!

え、良かった!!🙌😄✨

異常なし?


またまた、先生に異常なしは嬉しいけど、なんで検診センターでASC-Hがでたんでしょう??

と問いかけてしまいました。

先生もなぜでしょう??

1次的に膣炎でも起こしていたのではないか?と想像されます。

更年期によるものかも知れません・・・。

ASC-Hは、異形成ともがんとも分からない、判別のつけにくい異常な細胞とされている部分で、曖昧に表現されている所です。と説明されました。

定期検査となる


あー、これでもう大丈夫ですよね!と問いかけると・・・

6ヶ月後に定期検診を進められました。

安心の為、予約する事にしました。

まとめ・感じたこと


子宮がん検診の結果について、どのように感じられましたか?

私の結果は「異常なし」でしたが、実際には30~40代を中心に子宮頸がんになる方が急増しているようです。

子宮頸がんは、まず異形成と言うがんの卵的な物から出来て、5~10年かけてがんになっていくので、突然出来る物ではないそうです。

ほとんどが、自分の免疫力で正常に戻るらしいのですが、1部の人達はがんに進行するそうです。

医療も発達してきているので、がんから回復する人も増えていますが、まだまだ、命を落とすかも知れない心配も付いてきます。

検診をしていれば早期に見つけることが出来るので、心配ではありますが治療が可能で安心出来ます。

ただ、今回のように異常な結果が出ても、詳細検査をすると大丈夫だったという例もあります。

再検査が分かるまでの2週間の結果待ちが、1番落ち着かない日々でした。

結果待ちの方が読んで頂けてるのなら、心配しすぎないよう、リラックスを保てる意識を自分に持たせて過ごしましょう!

まだこの先分かりませんが、健康が1番!

これからもバランスの取れた食事、睡眠、軽い運動を意識して、過ごそうと感じる日々でした。😆😄