オペラ座からサントノレ通り辺りを観光やお買い物をしていて、ちょっと疲れて休憩を取りたい時にカフェに行くのも良いけれど、天気が良ければおすすめの場所があります。

それは『パレ・ロワイヤル』!!

緑がいっぱいでベンチも置いてあり、心安まる癒やしの場所で私のお気に入りの場所の1つです。

回廊のまわりにはショップが入っていて、ウインドウショッピングやお買い物も楽しめるのです。


クラッシックな雰囲気のパレ・ロワイヤルの入口



Palais Royal
パレ・ロワイヤル


『パレ・ロワイヤル』を訳すと王宮です。

『パレ・ロワイヤル』 は、ルイ13世時代の宰相リシュリューが建てた城でしたが、死後に王家に遺贈され子供だったルイ14世がルーブル宮殿から移り住んでこの名前になった事で知られています。

ルイ14世はその後ベルサイユ宮殿に移り住み、弟のオルレアン公フィリップ1世がこちらに移りすみました。

幾度かの改修をへて、オルレアン公の5代目のフィリップ・ドルレアンの頃に借金返済の為に大きく変わり、1階の中庭を囲んでショップやカフェ、賭博場を造り商人たちに貸し出しを始めたそうです。

一般の人たちの出入りを許可して、とても賑わったようです。

警察の立ち入りを許可していなかったため、革命家や娼婦などの出入りも多かったとか・・・。

歴史に残るフランス革命の始まりは、ここパレ・ロワイヤルからだったようです。

中世時代のクラッシック感がのこる回廊にショップやカフェが入り、今も人気で賑わいがあるのはオルレアン公がいたからなのかも・・・

歴史のつながりは、面白くてスゴイですね!


庭園


建物を囲んでの庭園は緑いっぱいでベンチもあり、市民や観光客の憩いの場になっています。

宮殿だった建物を囲んでいるので、とても高貴な気分でリフレッシュ出来て気持ちいいのです。



一休みしたり、本を読んだり、おしゃべりしたりと、気分を癒やすのにもってこいな場所です。

木々の間を散歩するのも、気持ち良いです。

犬の散歩コースにもされているようで、犬たちも気持ちよさそうでした。

それぞれの過ごし方のいろんな光景を見るのも、楽しいものです。


中庭


多くの人のお気に入りの場所にもなっているのが、中庭!!

1986年に完成したダニエル・ビュランさんの造った白黒ストライプ模様の円柱のオブジェが、とてもモダンな感じを演出していておしゃれなのです。



初めてこの場所に来てから、ずっとお気に入りの場所です。

円柱の高さをランダムンに配置していて、この配置の流れがとても素敵です。

ここに来るとみんなワクワクして、円柱に座ったり、捕まったり、のぞき込んだり、映える写真を撮っています。

子供たちもこの周りを回ったり座ったりして、はしゃいでいる様子をいつも見かけます。

こんなにみんなを楽しませるオブジェを造った、 ダニエル・ビュランさんを尊敬してしまいます。


回廊


中世のクラッシックな雰囲気の回廊の周りにはショップやカフェが並んでいて、ウインドウショッピングが楽しめます。

もと宮殿跡にショップやカフェ、レストランがあり、楽しむ事が出来るなんて素敵な事ですよね!

回廊はとても雰囲気が出ていて、写真映えする素敵なショットになります。

私がいた時はフランスのモデルさんの撮影なのか、結婚式後の撮影なのか??ウエディングドレスとタキシード姿のカップルの撮影がされていて、バックとの調和も素敵でした。

思わす私も写真を撮らせてもらってしまいました。(笑)


まとめ・感想


『パレ・ロワイヤル』いかがでしたか?

観光やショッピングに疲れた時や気分転換にも、高貴な気分でリフレッシュ出来る素敵な場所です。

宮殿に回廊、ショップに ダニエル・ビュランさん の白黒ストライプの円柱のオブジェ、とてもおしゃれな雰囲気になるショットが多くて写真撮影も楽しめます。

ウインドウショッピングやカフェやレストランで食事やお茶を楽しむのも、贅沢な気分になれそうです。

ルーブル美術館からも向かいなので、訪問前後に訪れるのも良い場所です。