パリの街を歩いていると、所々にレトロな雰囲気がするアーケードを見る事が出来ます。
パリの街の古き良き時代のスタイルが残る素敵な場所です。
アンティークやレトロ感のある物が好きな人には、たまらなく嬉しい場所だと思います。
壁や床などの至る所が可愛くて、ノスタルジック!
ショップや本屋さん、カフェなどが入っているので、ウインドウショッピングするのもとても楽しいです。
これはパリで、『パッサージュ』と言われているアーケード街!
それでは、紹介したいと思います。
Passage
パッサージュ
『パッサージュ』とはガラス屋根付のアーケード街のことです。
18世紀から19世紀に建設されたアーケード街で、当時は100カ所くらいあったそうですが、今は右岸に数十カ所残っているようです。
当時の雰囲気をそのまま残した壁や床やアーケードなどのデザインが、とても素敵です。
歴史的建造物に指定されているパッサージュもあります。
Galerie Vivienne
ギャルリー・ヴィヴィエンヌ
1823年に完成されたアーケード街。
パレ・ロワイヤルの北側で、ヴィクトワール広場にほど近い場所にあります。
「パリで最も美しいパッサージュ」と言われている 『ギャルリー・ヴィヴィエンヌ 』
確かにガラス張りのドーム状の天井や壁の装飾、床のモザイクがとても凝っていて素敵でした。
床のモザイクはイタリアの職人さんが手がけた物のようです。

歩いているとレトロ感が満載で、当時にタイムトリップした感覚も味わえます。
両脇にはインテリアショップ、画廊、ワインショップ、カフェ、色々なお店が入っていて、こちらを見るのも楽しいです。

アーケードのデザイン、どれも日本人の私には新鮮で素敵に見えました。
照明もレトロ感が出ていて、素敵です。
テラス席のあるカフェもあり、ここでお茶しながらノスタルジックな世界に浸るのも良いと思いました。
観光に訪れた人たちは、キョロキョロしながら素敵なショットを見つけて写真を撮るのを楽しむ人もいます。

ショップ1つ1つが絵になっていて眺めているのも、とても楽しかったです。
上の写真の場所は円形状にショップが区切られていて、天井も高くアーケードから日が差して良い感じでした。
写真の頃はちょっとホコリをかぶった感じですが、2019年に一斉に清掃をしたようで、壁やアーケードなどがよみがえって綺麗になっているようでです。
Passage Jouffroy
パッサージュ・ジュフロア
1823年に建てられた『パッサージュ』
『パッサージュ・ジュフロア』は、ギャラリーラファイエットのデパートの東方向で、ろう人形館の出口のある所です。
ギャルリー・ヴィヴィエンヌほどの豪華さはないけれど、ノスタルジックな雰囲気が漂っていてこちらも素敵です。
鉄とガラスで造られたアーケードと、モノトーンの幾何学模様の床が良い感じです。

雑貨屋さんや本屋さん、カフェ、どのお店もレトロ感漂って素敵な演出に見えます。

本屋さんのディスプレイが何故か素敵で、引き寄せられてしまいました。
ファッションやデザイン系の本が、レトロな雰囲気になじんでいます。
思わず手に取って見たくなりました。
カフェのスイーツにも、つい目が引き寄せられて、写真を取ってしまいました。
Le Valentin(ル・ヴァランタン)は、人気のカフェのようでした。

種類豊富で、どれも美味しそうでしたよ。
感想・まとめ
2カ所だけでしたが、パッサージュいかがでしたか?
古き良き時代の面影が残るアーケードの商店街で、ノスタルジックな気分に浸りながら、ウインドウショッピングやショッピングを楽しむ事が出来ます。
右岸に数十カ所あるので、見比べながら楽しむのも面白いと思います。
絵になるショットもたくさんあるので、写真を撮るのも楽しめます。
チャンスがあれば是非訪問を!
写真を見ているだけでも、インテリアの参考になったり、楽しい気分がよみがえります。