スペインのエンターテイメントと言えば、情熱のフラメンコ!
本場のフラメンコはどんなものなのでしょう?
スペインに行くからには見なくては・・・て事で、HISさんおすすめの『CORDOBES』(コルドベス)でチケット手配をお願いしました。
チケット手配の事は、【スペイン旅行②】準備編の人気の訪問先大検討!の記事も見て下さいね。
チケットは、ビュッフェの食事付又はワンドリンク付の2種類です。
食事も楽しもうとなり食事付にしました。
夕方18:40分予約でしたが、少し前に到着!

『CORDOBES』はランブラス通り沿いにあり、とても便利です。
グエル邸やレイアール広場などが近くにありますよ。
フラメンコの前にスペイン料理のビュッフェ
まず食事会場に案内されました。
『CORDOBES』はフラメンコ鑑賞の前に食事を取ります。
ドリンクも食べ物も好きなものを好きなだけ取って食べれます。
サラダ、シーフード系、お肉、チョリソー、ピンチョス、パエリア、デザートなどなど盛りだくさん・・・
こちら私のセレクト・・・ビュッフェだとつい取り過ぎ、食べ過ぎちゃいますね!(笑)

この後お肉とパエリア、デザートなども頂きました。
食後は私はあまり飲めないのでカフェオレをいただき、おしゃべりしながらフラメンコが始まるのを待ちました。
フラメンコって?
スペイン南部アンダルシアが発祥とされる民族芸能です。
15世紀頃インドからのジプシー特にロマ族が、アンダルシアの伝統舞踊をアレンジしたのが始まりのようです。
へ~インドからのジプシーからの発展だったなんて・・・いつ何から新しいものが出来上がっていくか分からないものですね!
フラメンコは特にシナリオはないそうですよ。
喜びや幸せな気持ちだったり、痛みや苦しみだったりと様々な感情を表現しているそうです。
台本なしでリズムに合わせてインスピレーションで歌って、踊ってその時々の感情を表現する自由で開放的なもののようです。
自由で開放的って最高ですね!
何だかとても楽しみ~!!
フラメンコの楽しみポイントは?
スペインの情熱あるれるフラメンコ!
楽しみポイントを見てみよう~
★歌とギターと踊り三位一体を楽しむ!
フラメンコはリズムが基本で大切。
魂からの叫びのような情熱的な歌と繊細なギターの音色に、リズミカルで情熱的で美しい踊りの三つの要素が一体となって繰り広げられるのがフラメンコ!
カンテ(歌)・・軽快なリズムやこぶしをきかせて歌い方、魂が宿ったような激しく情熱的な歌声が見所
トーケ(ギター)・・柔らかで繊細な音色と、特に弦をひとまとめに激しくかき鳴らす伴奏が見所
バイレ(踊り)・・体全体を使って喜怒哀楽を表現。情熱的な激しさとしなやかさ、美しく魅力的な表現力が見物
★踊りのテクニックを楽しむ!
パルマ・・フラメンコに欠かせない手拍手のこと。高音と低音で12拍子が基本で独特のリズムがあります。
ブラソ・・踊り手の手や指、腕の動きのこと。指や腕と顔の表情などで細やかな動きで表現します。
サバテアード・・フラメンコの魅力、足さばきのこと。
軽やかなスッテップや回転、特に靴音の強弱のリズムはフラメンコには大重要!激しく床を振動させる所が特に見所。
ビートス・・指を打ち鳴らして音を立ててリズムを取ること。
中指や薬指を親指に当てて音を出して、メロディーに合わせてリズムを付けながらの踊りが見所。
ファルダ・・フラメンコの衣装のスカートのこと。
フラメンコ衣装のスカートの裾を軽快に持ち上げたり、ひねらせたりさせる魅力的な足技が見所。
★場を盛り上げるかけ声を楽しむ!
素晴らしい演技にはかけ声をかけて、場を盛り上げるのがフラメンコ!
かけ声をご紹介!
Ole!(オレ-)・・お見事!素晴らしい!
Bien!(ビエン)・・いいぞ!
Bonito!(ボニート)・・キレイ!
かけ声なんて、何だか楽しくなりそうですよね!
かけ声はタイミングが大重要、最初は周りを見ながらなれてきてから挑戦すると良いみたいです。
いよいよ大迫力の情熱のフラメンコ体感!
時間になるとフラメンコの会場に案内されました。
いよいよフラメンコ鑑賞です!
『CORDOBES』のタブラオはどんな所?
『CORDOBES』は食事付予約の方を最優先に席に案内されるようです。
団体の方が前にいたので前から2番め斜め前辺りに座りました。
スパークリングワインまたはオレンジジュースが配られて、楽しみにしながら待ちました。
そうしていると食事なしの人たちが、後から案内されてきてあっという間に満席状態になっていましたよ。
『CORDOBES』は1970年にできたそうですが、19世紀に実際にあった劇場と同じ場所に造られているそうですよ。
タブラオ内はアラブ風の内装に、ドーム型の天井で洞窟の中のような雰囲気でした。
このドーム風の天井はマイクや音響機器がなくても、自然に音が響き渡るようになっているそうです。
なかなかいい雰囲気です!
日によって出てくるアーティストは変わるようですが、有名アーティストも多いそうです。
写真撮影は後半に時間を取りますと説明があります。
最初の演技は撮影禁止で、フラメンコに集中時間です。
後半にここからは撮影OKの指示が出て、フラメンコ演技の写真も撮ることが出来ましたよ。
情熱のフラメンコ体感!
暗がりの中歌声とギターの音色が響きわたり、踊りが加わりフラメンコが始まりました。
舞台から席は結構近く、大迫力です!
どこか寂しげだったり、楽しげだったり!
しゃがれ声の情熱あふれる歌と激しい弦をかき鳴らすギター、床を激しくかき鳴らす靴音が重なった時は大迫力で圧倒され釘付け状態となりました。
これが三位一体! スゴイ!と感動していました。

コンビネーションでの踊りは楽しく気分爽快です。

ドレスの足裁きやしなやかな動きが、何とも言えず魅力的でした。

パルマと言われる手拍手でリズムをとってる所です。
リズムは大切なのですね。
終わった後の感想は
とても見応えがあり、楽しむことが出来ました。
フラメンコって喜怒哀楽の表現がすごくて、迫力満点でしたよ。
現地で体感するって中々ないので、大満足でした!
『CORDOBES』は食事付予約の方を先に席に案内され前から座れるので、迫力を間近で鑑賞したい人や写真撮影したいと考えている人は食事付が良いと思います。