バルセロナのガウディ建築の中で、サグラダ・ファミリアの次に大人気のカサ・バトリョ!

カサ・ミラと迷いつつ、不思議な魅力を感じるカサ・バトリョのチケットの事前予約をHISさんでお願いしました。

チケットの手配の事は、【スペイン旅行②】~準備編~ 人気の訪問先大検討!をご覧下さいね。

『カサ・バトリョ』はゴールドチケットで入館!


カサ・バトリョのチケットは、ゴールド、シルバー、ブルーの3種類!

ゴールドチケット

VIP入場(待ち時間無しで予約時間に入場出来る)

②バーチャルリアリティービデオ付日本語オーディオガイド

③モデルニスモ時代を復元したプライベートルームに入場出来る

プライベートルームで当時の衣装を着てレトロ風写真撮影をしてもらえる
(写真はその場ですぐにもらえます)

シルバーチケット

上の②バーチャルリアリティービデオ付日本語オーディオガイドと③モデルニスモ時代を復元したプライベートルームに入場出来るが付いています。

ブルーチケット

②バーチャルリアリティービデオ付日本語オーディオガイドがついいています。


せっかくなのでゴールドチケットにする事に!

待ち時間無し、プライベートルームで当時の衣装を着てレトロ風写真撮影も体験する事にしました。(笑)

『カサ・バトリョ』って?


カサ・バトリョは1904年~1906年に繊維業を営む実業家のバトリョさんの依頼を受けて、ガウディがリニューアルを手がけた邸宅です。

時代はモデルニスモと言われる装飾的デザインの時代で、ガウディによって大きな魔法をかけられた建物の中がどんな風になっているのかとても楽しみです。

地中海の海がテーマ!

建物の正面が海面イメージ、内部は海底や海底洞窟を表現しているそうです。

斬新なデザインの外観!

バルコニーの形から『骨の家』とか『あくびの家』と言われています。

『カサ・バトリョ』の外観


カサ・バトリョは朝一、9時の予約にしました。

バルセロナの高級ブランドやファッションブランドショップが並ぶ、グラシア通りにあります。

わ~、スゴイ~やはり斬新でグロテスク!

不思議な魅力でいっぱい!


外壁に埋め込まれた色とりどりのガラスが、海面の乱反射している様子を表現しているのだとか!

なるほど!って感じで見てしまいます。 

ガラスは地元のガラス会社から、不要なものを譲り受けた廃材。

ガウディがこだわって通りから、職人さんに指示を出したようです。

『骨の家』って言うのも分かりますね!

少し前に着いたのですが、すでに前では数人の撮影大会!

入場の行列が、数人ですが出来ていました。

『カサ・バトリョ』の内観



いよいよ中に入ります。

ゴールドチケットなので、ホントに待ち時間無しに入れました。

横には数名の行列がありましたが、朝一なのでまだそれ程でもなかったです。

中に入るとバーチャルリアリティービデオ付日本語オーディオガイドをもらいました。

玄関ホール

正面玄関の扉や窓は丸み帯びていてとても可愛いです。

玄関ホール横に階段があり、この階段ドラゴンの背中のイメージのようです。

手すりは手になじみやすい曲線カーブで造られています。

天窓は水亀の甲羅がモチーフのようで、甲羅が水疱のようでもあります。

暖炉のある部屋


中に入るとキノコ型の暖炉があり、中には向かい合わせで座れるようになっていました。

ここで読書とかを楽しんでいたようです。

向かいは1人席になっていました。


スマートフォンのようなバーチャルリアリティービデオを部屋であてると、当時のインテリアと生活の様子が映し出されます。


暖炉に火が付いてカーペットが敷かれているのが、映し出されました。

わ~面白い!

角度を変えて見ると、机と椅子があらわれ当時の書斎のイメージが映し出されます。

わ~楽しい!

このバーチャルリアリティービデオが、中々楽しくて仕方ありませんでした。

中央サロン


海水をイメージさせる色とりどりのガラスが、中から見るととても可愛くて素敵でした。

窓の縁が波打っていて、波や海の中をイメージさせます。

内装も曲線で仕上げられています。

この部屋をバーチャルリアリティービデオで見ると、テーブルとソファーが映し出されました。

天井を見ると照明の周りが渦巻き状に・・・渦潮のイメージに見える。

部屋と部屋の扉も曲線でガラスの形もひとつひとつ違っていて、ガウディのこだわりを感じます。

吹き抜け


部屋を出ると中央が吹き抜けになっています。

天井からは光が差し込むように、天窓になっています。

壁面のタイルの色が薄いブルーからだんだんと濃いブルーへ、窓は大きい窓から少しづつ小さくなっています。

なんて素敵なのでしょう!

海の中にいるようです。

朝だと逆行になって写真に写すと少し光ってブルーが見えにくいですが、とてもキレイ!

これも海の中に光が差して、キラキラしているイメージなのかも?

テラス


上の階に行くとダイニングの部屋と、テラスがありました。

結構広くて驚きました。

廃材を使った破砕タイルが、素敵なアート作品のようでした。

囲っている壁面も波打っていて、波のイメージがします。

床の模様も素敵です。

何だか中央のモチーフが、水亀に見えてきました。

テラスから建物を見た写真は、表面のカサ・バトリョの激しさはありませんでした。

それでも廃材のタイルの模様が可愛いのと、バルコニーの金網の大きさもひとつひとつ違っています。

どもまでもガウディのこだわりを感じるデザインでした。

お部屋の中のインテリアが可愛すぎる!


部屋の中の扉をはじめ内面は、曲線的で丸み帯びていてとてもソフトで可愛く感じました。


中でもシャンデリアや間接照明が、とても素敵で気に入ってしまいました。


右の写真はガウディがこだわった手になじむ取っ手のデザイン、可愛い!

部屋の扉とエレベーターのデザインも、クラッシックで素敵ですよね!

エレベーターのガラスもおうとつ感があり、水の中にいるようなイメージです。

屋根裏

屋上を支える約60もの懸垂状のアーチ、石膏で覆って磨いたレンガを使っているそう。

光の当たり方がソフトで、心地よい雰囲気でした。

通路の横をのぞくと洗濯部屋と、アイロン部屋がありました。

お人形の部屋をのぞくみたいで、とても可愛いです。

屋上

波打つ竜の背のような屋根が特徴的!

球根形のモチーフは、マヨルカ産のセラミックのようです。

何だか夢の国のよう!

ガウディらしい廃材を使った煙突、こちらもとてもユニークで楽しいモチーフ。

モデルニスモ時代のプライベートルーム


最後にゴールドかシルバーチケットがあれば入れる、モデルニスモ時代のプライベートルームに行きました。

クラッシックで素敵な家具と、モデルニスモ時代を感じる事が出来ます。

写真は1部ですがどれも素敵な家具たち・・・

モデルニスモ時代の気分になって、上の写真の椅子に座り撮影して見たりしました。(笑)

ゴールドチケットだと、当時の衣装を着て写真を撮ってもらえてその場でもらえます。

準備されたショールや帽子をかぶってソファーに座り、お茶を楽しむ姿を取ってもらえます

上の写真のようなファイルに入れて写真は頂けましたよ。

ちょっと笑えて楽しめて、記念になります。

『カサ・バトリョ』情報


開館時間 9時~21時 (不定期で14時までの時があるようです)

料金 ゴールドチケット35€ シルバーチケット33€ ブルーチケット25€
*事前予約がおすすめ

場所 パセジ・ダ・グラシア駅 徒歩1~2分

『カサ・バトリョ』の感想


外観は斬新だけど、内観はとても可愛いく素敵なデザインの数々。

ガウディの中の海のイメージを体感できて、更に想像の世界も広げられる。

ガウディのこだわりを見ることが出来る。

バーチャルリアリティービデオが、とても可愛く楽しい。

見学は1時間位ですが、写真を撮ったりしていると1時間半位滞在しました。