すっかり低金利時代が定着しつつある中、貯蓄を預けて増やす方法に迷っていませんか?
私もその1人!
リスクを伴わないで増やす方法を知りたい所ですが・・・
今はお金を増やす為には、リスクを理解した上での賭け的な商品が多いですよね!
そんな中、3年前に三菱UFJ銀行さんでしていた外国債券オープンて言うのが、あまり変化がないので利益のある間に解約してしまいました。
次に進めてい頂いた物の1つが、【デュアルカレンシー債】でした。
ちょっとしたリスクはあるものの分かりやすいので、やってみる事に!
実は今回11月に3回目になります。
今回は年率1.2%で普通貯蓄に置いておくなら、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなります。
未定期で発行されている商品ですが、ご紹介して見たいと思います。

デュアルカレンシー債って?
デュアルは二重、カレンシーは通貨の意味で、日本語では二重通貨建債券と呼ばれているそうです。
申し込み代金と利息が円で、判定日に為替水準があらかじめ決められた水準より円安だと、円建てで償還される特約(判定為替条項)が付いたもので逆だと豪ドルで償還される物です。
何だか難しそうに思えますが、簡単に言うと始めるのは円で、年に4回の利払日があり利息も円で普通貯金口座に入金してもらえます。
問題は満期となる日の豪ドルの為替レートで、判定為替レートが上だと円で100%で帰って来ますが、下回ると豪ドルになります。
豪ドルの償還の場合だと円で入金した時より下がってしまうので、それがリスク!
でも大丈夫!
豪ドルの為替レートが上がるまで、豪ドルで持っておけば損にはならずにすみますよ。
って事で、満期後に即予定のある資金だとやめておいた方が良く、ゆとり資金範囲だとお得です。
11月募集分で紹介
11月の発行者がフィンランド地方金融公社の物で、購入方法のご紹介しますと。
年率1.2% 期間が2年予定(期限前償還される場合あり)
こちら、画像悪いですが・・・

購入の希望と金額を銀行に伝えて、お申し込み期間内にお金を準備して預けておきます。
この場合11月6日までに購入を決めて11月12日~19日までにお金を準備して、窓口で申し込みを済ませます。
受渡期日11月20日開始で、この日の午後3時のBloombergの画面に表示された為替レートが当初レートとなります。
ここから満期日に判定される為替レートも決まります。
郵送で送られてくるので、それを残しておきましょう。

判定為替レート67.287円/豪ドルより上だと円で帰って来ますが、下回ると豪ドルで帰ってくる事になります。
ちなみに今まで三菱UFJ銀行の豪ドル【デュアルカレンシー債】は、全て円で償還されているようです。
安心材料ですね。
過去の豪ドルの変化を示した表を見ると・・・

この表は仮条件の表ですが、当初為替レートが76円 判定為替レートが68円とした場合
下回ったのはコロナ不安のあった3月中頃と、ここには出ていませんが2008年のリーマンショックの時。
こんな日に判定日にならなければ、大丈夫です。
ほぼ大丈夫ですが、大げさに言うとちょっとした賭けになりますね!
絶対とは言えない所です。
そして利払日は今回は2月、5月、8月、11月の年4回の各17日の日。
期限前償還と言うのは、発行者の選択で今回のものは2021年5月17日から2022年8月17日までの各利払日に事前に連絡があり、満期の期限前に償還される事です。
その場合最初に入金された100%円で帰って来て、最後の利払いも円で利息をもらえますので心配はいりません。
申込金額は100万円単位なのです。
使い込みたくないと言う資金に、もってこいな貯蓄です。
格付けは、フィンランド地方金融公社の格付け表示です。AA+で良いです。
私の体験話
私は3年前に始めたものは、1年満期物で、年率1.5%でした。
小心者で不安もあり、最低価格で始めました。(笑)
1年はあっという間に過ぎ、判定為替レートも下回らず無事円で償還され利払日に円で利息も頂きお小遣い稼げました。😁
と言うことで、
2回目すぐに発行された物が、世界銀行が発行者の約2年物満期で年利率1.5%のものでした。
2021年2月満期でしたが、3ヶ月早く期限前償還となりました。
申込金は円で100%帰って来て、利払日にちゃんと円で利息を頂けました。
最後の3ヶ月分の利払が償還になったので、当然ですが無しとなりました。
そして今回3回目のフィンランド地方金融公社のもの、約2年で年利率1.2%です。
これも無事レートを下回らず償還される事を祈りつつ、お小遣い稼ぎを継続しています。
まとめ
【デュアルカレンシー債】いかがでしたか?
私は豪ドルでしたが、米ドルでの売り出しもあったりします。
比較的豪ドルの方が安定してると、アドバイスを頂いたのでしています。
お申し込み金と利払は円、償還時は始めたときの為替レートから判定為替レートが決まり、それを下回った時だけ豪ドルで償還で、そのまま円に変換すると損となるリスクがあります。
すぐに変換しないで、豪ドルの為替レートが良くなった時に円に変換すると良いので、余裕資金ですると良いと思います。
それでも今の所、円償還で帰って来ているようです。
絶対大丈夫とは言えませんが、ちょっとしたリスクでお小遣い稼ぎ挑戦と思われる方は是非、自分の判断で挑戦して見て下さいね。