パリ旅行の最終日お昼過ぎの便で日本帰国の日、朝とても天気が良くて滞在しているホテルから歩いて15分位で行けるモンマルトルの『サクレ・クール寺院』に行くことにしました。
『サクレクール寺院』は、パリの中心地より100mも高い丘にあると言われています。
今回の旅期間にも1度訪れているのですが、パリの街を一望出来る景色を楽しむために朝8時前に出かけました。
ステンケルク通りに入るとお土産物屋さんのようなお店が建ち並んでいるのですが、さすがにしまっていました。
まだ静かな道を歩き、モンマルトルの階段下の広場に到着しました。
わ~、天気が良くて『サクレクール寺院』のドームが、とても綺麗に映し出されています。

ここは人気のスポットになっている広場、アメリの映画でも登場したメリーゴーランドがある場所です。
アンティークなメリーゴーランドがとても気になって、写真を撮りました。

とても絵になり、絵はがきにしたり飾っておきたい1枚になりました。
朝早い時間だとここにも人がいなくて、写真も自由に撮れました。
午後から来た時はここの前にも、たくさんの観光客で賑わっていて写真スポットになっていた場所です。
サクレ・クール寺院
『サクレ・クール寺院』は1875年に工事が開始されて、1919年に完成したと言われています。
サクレクールとは、聖なる心の意味でキリストに捧げられた教会です。
白亜の聖堂と言われていて、白いドーム型でロマネスク・ビザンチン様式の教会になっています。
ドームの高さは83m奥行き85mと一見分かりづらいですが、かなりの大きさなのです。
高台にある白いドームは、天気が良いと白とブルーのコントラストで、綺麗にパリの街からでも見る事が出来ます。
建築設計はポール・アバディが担当しています。

朝8時のサクレクール寺院は、人が少なくて気分爽快!!
さらに天気も良くて、朝の散歩に贅沢すぎるくらいの気持ち良さでした。
聖堂の正面にはキリスト像、両脇には5メートルもの高さの緑色の騎馬像がキリストを守るように2つあります。
左側がルイ9世、右側がジャンヌダルク像です。
近くで見るとかっこいいですよ。
聖堂内
聖堂内は少し薄暗いですが、朝早い時間は人も少なくゆったりと見る事が出来ます。
天井には両手をあげるキリストのモザイクが描かれていて、キリストの服の白とバックのゴールドとブルーカラーが際立ち大迫力です!!
とても繊細に描かれていて、綺麗です。
見ていると神聖な気持ちになり、心穏やかな時間が過ごせました。

朝一に清掃なのですね、堂内はまだ清掃中で掃除機などが置いてありました。(笑)
壁面の窓は、ステンドグラスになっています。
とても可愛くて、綺麗です。

下には赤と白の入れ物に入ったロウソクが置いてあります。
心が洗われる感じがしました。
パリの街一望の景色
聖堂内を見た後は外に出て見ると、サクレクール寺院前からの景色はパリの街が一望でした。
人が少なくほぼ独占状態で、ベンチに座ってしばらく景色を楽しみました。

朝日がとっても気持ち良かったです。
右側の先には、モンパルナスタワーが見えています。
ずっと見ていられる・・・せっかくなので、芝生の上にも座ってみたり、前後左右に動いて別角度からも楽しみました。
ホントに素敵!!最高な気分!!
実はサクレクール寺院の左側の出入り口のドームの塔からも、パリの景色を一望出来ます。
7€と有料ですが、更に高い位置からの景色なので絶景だと思います。
ただ景色を楽しむ為には、300段の階段を上る必要があります。
利用時間がこの時は9:30~18:00(10月~5月)(6月~9月は9:00~20:00)でちょっと残念!
9時頃に来ると両方楽しめて良いかも知れません。
でもほぼ誰もいない状態で、サクレクール寺院と景色が楽しめるこの時間帯はおすすめしたいです。
まとめ・感想
朝8時頃のモンマルトルいかがでしたか?
人が少なくて独占状態で『サクレクール寺院』とパリ市街が一望出来て、芝生の上でも自由にくつろげます。
特に階段下辺りから見上げる白亜のサクレクール寺院と、サクレクール寺院側から見るパリの街一望の景色は最高に綺麗です。
パリ訪問の際は、是非おすすめの場所です。
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サクレクール寺院情報
場所 35 Rue du Chevalier de la Barre, 75018
開館時間 6:00~22:30
ドーム 9:00~20:00(10月~5月9:30~18:00)
料金 サクレクール寺院内 無料
ドーム料金 7€
地下鉄 アンヴェール駅より徒歩8分
*情報は変更になることがあります。