パリにはいくつか公園があるのですが、サンジェルマン・デ・プレ界隈だとパリで最も美しい公園と言われている『リュクサンブール公園』があります。

地下鉄からだとオデオンから5分くらいで、デパートのボンマルシェの東方向です。

地図でも広い土地なので、すぐに見分けられます。

以前きた時に気になっていたので、コロロヴァで買ったスイーツをもって行って見ることにしました。

お城もあって緑も綺麗そうだし、パリの人達の公園の過ごし方も観察出来て面白そうという思いもありました。

お城がとても素敵。


リュクサンブール公園


『リュクサンブール公園』は17世紀にリュクサンブール公の所有地に、アンリ4世の王妃マリー・ドゥ・メディシスによって建設されたものです。

建築はサロモン・ド・ブロスさんによるものです。

王妃マリー・ドゥ・メディシスは、イタリアからパリに嫁いできていて、フィレンツェのメディチ家の城をを模しているそうです。

庭園は幾何学的なフランス式と、たくさんの木々を自然のままに配置したイギリス式の要素を盛り込んだ素敵な庭園が作られています。

何と面積22.5ヘクタール!!

お城の中は現在は見学が出来ませんが、1部が上院議事堂、1部が美術館として利用されているようです。

何と言っても広大な庭の美しさがスゴイのです。

ジャン~、広~い!!

たくさんの人達が訪れていましたが、広いので窮屈感などありません。


広大な庭で過ごす


庭園に入るとまず、広さに驚きでした!

どこまでも続く広大な庭の花壇には花が咲き、とても素敵な雰囲気でした。

庭園の周りは緑でいっぱいで、角度によってはパリの景色も楽しめるようになっています。

ちなみに上の写真の中央辺りにかっこ良くそびえ立つのは、モンパルナスタワー!!

天気が良い青空の下だと更に気持ち良く、景色を眺める人、本を読む人、寝ている人、おしゃべりする人、それぞれのリフレッシュタイムを過ごしている様子を見ることが出来ます。



椅子もたくさん置いてあるので、一息つく休憩場所にもってこいな感じなのです。

写真奥の緑の木々の造園もとても素敵!!

とっても絵になるし、もうホントにいるだけで気持ちいいのです。


美しいお城


宮殿は北側の位置にあるのですが、庭園の中央に噴水があり池越しに見る宮殿もとても素敵でした。

前後には芝生の広場があり、その周りには可愛い花が咲いて前には宮殿となると、高貴で優雅な気分になって最高にリフレッシュできます。



写真越しに見ると、池に宮殿が浮いているかのよう・・・

天気が良かったので、たくさんのパリ市民と観光客で賑わっていましたが、広大なので気にならずとても気持ち良かったです。


彫像を楽しむ


写真を見ていると気付くと思うのですが、この庭園には彫像が約100体くらいあると言われています。

歴史上のフランスの王妃と女性の聖人の像、著名人の像があちらこちらに置かれていました。



ドラクロアやショパン、ロザン、ザッキンなど、時間があれば見て歩くのも楽しいと思います。

そして、リュクサンブール公園の西側に自由の女神像もあるのです。

2mほどでニューヨークの自由の女神ほど大きくないのです。

ほんとに数がすごすぎて、著名人も喜んでいるだろうなと思ってしまいました。


休憩・スイーツタイム!


こんな素敵な場所で、先に行ったコロロヴァで買ったスイーツを出し、スイーツタイムを取りました。

ジャン~



レモンとごまのタルト!!

青空の下でお城や風景を眺めながらのお茶タイム、優雅で最高な気分でした。

このままずっといたい気分になります。😁

ここにはゴミ箱も置いてあり、サンドイッチやパンなどを食べている人もいました。


感想・まとめ


『リュクサンブール公園』は広大な土地に、宮殿と庭園が美しくて優雅な気分に浸れます。

あちこち見て回るのも楽しいけれど、ちょっと疲れた時に立ち寄ると最高な気分でリフレッシュできます。

サンジェルマン・デ・プレ界隈で一息つきたい時はぜひ思い出して、立ち寄って欲しい場所です。