スペインの食べ物で有名なのは、オリーブ!
そしてオリーブオイルは、世界の生産量の1位が何とスペインなのです。
パスタやイタリア料理でよく使われるので、イタリアと思いがちですが実はスペインだったのです。
それならばと、お土産に買って帰ろうと思いました。
スペインのデパートエル・コルテ・イングスに行ってみました。
オリーブオイルって
オリーブオイルは日本でも今や色々な種類があり、海外からもたくさんの種類が入って来ていますね。
一体どれがどんな風に美味しいのか、迷う所ですよね。
オリーブオイルには・・・
エクストラ・ヴァージン・オイル
オリーブの実だけを原料にした風味と香りが良く酸度0.8%以下のもの。日本の基準だと2.0以下が基準。随分違いますね。
香りや風味を味わうため、そのままかけて食べたり熱を長時間かけない料理におすすめ。
ピュアオイル
エクストラ・ヴァージン・オイルを精製した物にエクストラ・ヴァージン・オイルやヴァージン・オイルと言われる物を混ぜたもの。酸度1.0%以下の物。
精製によって香りや風味が飛んでいる物が多く、熱を加える料理におすすめ。
ヨーロッパではもう少し細かく分けられていますが、日本では基本2種類の販売が多いようです。
オリーブオイルの栄養と効能
1⃣一価不飽和脂肪酸が多い
一価不飽和脂肪酸とはオレイン酸のことで悪玉コレステロールの減少や皮膚を柔らかくする効果、記憶力を高める効果も期待でき、健康的な体や美肌維持に良さそう。
2⃣ポリフェノールを含む
ポリフェノールは抗酸化や抗炎症や抗ウィルス作用があり、老化や病気の予防に良さそう。
3⃣トコフェロール(ビタミンE)
ビタミンEは抗酸化作用があります。
4⃣植物ステロール
コレステロールの吸収を抑制する働きが望める
1日大さじ1~2杯を目安に取るのが良いそうです。
栄養素は特にオレイン酸の量が多く、後は微量です。
スペインのオリーブオイルの産地
①アンダルシア
スペイン全土の生産量のほぼ85%がアンダルシアで生産されているようです。
中でもピクアルがグリーン風味があり、個性的な品種でやみつきになる味のようです。
②カステーリア・ラ・マンチャ
マドリードの南~トレド辺りで栽培されているのがコルニカブラ種で、香り豊かでアーモンドのような風味が特徴。
③エストレマドゥーラ
食べるオリーブとしても使われている品種マンサニージャ・カセレーニャとベディアル・デ・バダホが栽培されている。フルーティーで草系の香りがある。
④カタルーニャ
アルベッキーナが主な品種。スイーツで香り豊か優しい口当たりが特徴。
『ELAGAR DEL SOTO』
エル・コルテ・イングスに行くと、棚にたくさんのオリーブオイルが並べられていました。
スーパーや街中でも見たのですが、ホントにたくさんの種類があります。
たくさんある中で購入したのが、『ELAGAR DEL SOTO』(エルラガール デル ソト)
DOP Gata-Hurdes や organic や cold pressであった事とパッケージの可愛さで選んでしまいました。
ポップなデザインが可愛くて、思わず手に取り購入!
ボトルにManzanilla macarenaと書いてあったので調べてみるとマンサニージャカセレーニャという品種でエストレマドゥーラ州のものでした。
上記の③の品種ですね。
DOP Gata-Hurdes(ガタウルデス) は、地域伝統品種名で1種類のマンサニージャカセレーニャのみで作られたあかし。
30弱位DOPがあり、本格的に選別されている物と言うのが分かります。
栄養素は~
オレイン酸 78% 多価不飽和脂肪酸 6% 飽和脂肪酸 14% ポリフェノール ビタミンE
お味は~
フルーティーで、オリーブの味もしっかり感じられマイルドでした。
オリーブオイルはドレッシングやパスタに使うのが多いのですが、これはパンに付けて食べるととても美味しかったです。
そのままでかけて食べるのが良さそうです。
しばらくはまって、パンの食事が増えてしまいました。(笑)
旅で新しい物に出会うと楽しく、世界も広がりますね!
オリーブオイルは栄養素がとても魅力的!
老化防止や美肌効果など嬉しい予防効果が期待出来るとなると、食べてて気持ち良いです。
『ELAGAR DEL SOTO』11月にエル・コルテ・イングスで購入して、500ml 12.75€でした。
日本でも検索すると、専門店などで時々入って来ているようです。
気になった方は是非お試し下さいね!