3日目は、ヴィエノワズリー(甘い系のパン)づくりの体験の日です。
何を作らせてもらえるのかな?・・・ワクワクと今日もフランス語との戦いかな!(大げさ)😁
『MAISON LANDEMAINE』clichy店の作業場の雰囲気は少し分かった感じで、体験なので和む感じも与えてくれるので安心もあります。
こんなことを考えながら、パリの街の朝の様子を感じつつ歩いていると、今日もホテルからお店まであっという間に到着しました。
ロッカーで着替えを済ませ作業場に!
ボンジュール!おはようございますと言って入って行くと、本日はヴィエノワズリーなので奥の作業場からよんでもらえました。
フランス人のパン職人さんとアジア系の女性、ワーキングホリデーで来ているみたいでした。
そしてこちらにも日本からワーキングホリデーで来ている、女性のパン職人さんがいました。
どうやら今日は、ショソン オ ポムをつくるようでした。
ショソン オ ポム
ショソン オ ポムは、リンゴのコンポートをパイ生地でくるんだお菓子のようなパンです。
パリのパン屋さんではよく見かける、葉っぱ型をしたアップルパイのことです。
それがこちら~

美味しそうに焼き上がったショソン オ ポム
生地作りは機械で
大きなベルトコンベアような台に、ローラーつきの機械でパイ生地を整えます。
機械を2人であやつり、生地が平らに折りたたまれる様子を一緒にみながら・・・
折り込まれ伸される時にくっつかないように、粉を吹きかけます。
良い感じに伸ばされた所に、機械で楕円にカットされていきます。
お~、スゴイ!っと思っていたら・・・
カットした縁取りをドンドン取り除いていきました。
一緒にして下さいと言われ、ドンドン取り除いていくと楕円の形をした生地が、台1面に残ります。
楕円のパイ生地をひとかたまりに寄せていき、包む為のパイ生地を作っていきます。
その様子がこちら~

台の奥に残っているのが、切り抜かれた縁取りの生地です。
この工程を何度か繰り返し行いました。
ちょっと機械になった感じで、機械の流れと競走しているようで面白かったです。
リンゴのコンポートを包む
そして次はリンゴのコンポートをパイ生地に包む作業です。
楕円の半分側の生地の上にリンゴのコンポートおいて、半分に折りたたみ内側の縁取りに水を付けて押さえ込みながら貼り付けていきます。
ふっくら可愛い感じにととのえます。
それがこちら~

整列していると可愛いですね!
ドンドン作って網の上に置いていきます。
この後カッターで模様を付けて、オーブンで焼かれます。
ショソン オ ポム試食
ショソン オ ポムの作業をし終わり、後片付けの作業をしているとフランス人のパン職人さんが、台の上にポンと焼き上がったショソン オ ポムをおいていきました。
食べて良いよ! 的な言葉をかけて去って行きました。
わ~焼きたて!あつあつ!
それが上の写真、すぐに写真をとって試食!
パイ生地がサクサク、中のりんごのコンポートはしっとり・・・熱々過ぎて、わ~って感じでした。
焼きたてなんて贅沢、とても嬉しかったです。😊
ブリオッシュ
ブリオッシュは水の代わりに牛乳を加え、バターと卵を多く使った口当たりの軽いパン!
フランスの菓子パンで、パリのパン屋さんではよく見られます。
だるまのようなかわいらしい形のパンが多いので見たら、これかって思います。
こちらでは、三つ編みみたいな形をしたブリオッシュパンが作られていました。
見ているとこんがらがってきそうだけれど、面白くて見させてもらいました。
生地を棒状にして長さを測りながら作っていき、編み込んでいきます。

編み込みのパン生地、アイデアが面白いですよね。
日本人のパン職人さんは、このパン生地のアイデアが覚えれた事が嬉しかったと言っていました。
出来上がりがこちら~

これも並べて見ると、生地のプリッと感が可愛いですね!
日本から来ているパン職人さんが、やってみる?と声をかけてくれました。
はい。と言いながら・・・本来よくお店に出ているだるま型の物を手伝わせてもらいました。
それがこちら~

生地をドーナツ型とニンジン型に整え、ニンジン型の先を二股にします。
写真で見ると奇妙で面白い感じですが、これを組み合わせるときっとこれ~~と思ってもらえる、だるま型のブリオッシュパンになります。
焼き上がりの写真です!

両脇がだるま型のブリオッシュパンで、中央の物が三つ編み型のブリオッシュパンです。
だるま型も三つ編み型も面影があり、表情がそれぞれ違って可愛く感じてしまいます。
作っていると愛着感じますね!
無事売られてパリの人達に、喜んでもらいましょう!😁
今日のフランス語
今日もフランス語には苦戦、見おう見まね作戦で頑張って見ました。😆😅
ショソン オ ポムを指導してくれたフランス人は、英語も出来る人でした。
英語は大丈夫?と英語で話しかけてくれるですが、それ以外の言葉が早すぎて追いつきません。😂
うなずきながら、作業は見えるので見おう見まね作戦でやりのけました。
ブリオッシュパンの指導は日本人のパン職人さんもいたので、助けられました。
日本人のパン職人さんにも、フランス語の習得について聞いてみました。
ある程度は勉強はしていたけれど、パリに来ての実践の方が覚えやすいと言っていました。
パン職人さんもこちらで仕事に関わる言葉は何とか理解し、しゃべれるようになったけれど、日常での会話では分からない事もまだまだ出てくると言った感じでした。
今8ヶ月くらいでビザの関係で1年たったら、1度日本に帰らなければいけなくて、もう1度パリに帰って来たいと言っていました。
それにしても皆さん情熱?勢いがスゴイです。
感想・まとめ
3日目はブランジェリーの体験でしたが、ショソン オ ポムとブリオッシュはパリのブランジェリーに必ず売られている代表の菓子パンなので、とても嬉しかったです。
お菓子屋さんでの大量の作業とお店のアイデアパンにも触れられて、貴重な体験が出来ました。
フランス語は早い口調なので、理解までいかない私でした。
挨拶とありがとう、美味しいなどが精一杯、でも楽しく作業はさせてもらえました。
日本から来て働いている人達もいるので、色々話を聞けるのも楽しいと思いました。