ホテルからトレドの街にくりだし、ソコドベール広場に向かいました。

ソコドベール広場はトレドの観光を始める中心地点とも言える場所で、観光客で賑わっていました。

周りにはカフェやレストラン、お土産物屋さんがありましたよ。

ここでバスやトレインビジョンの切符が買えます。


待ち合わせ場所にもなっているようで、所々に人だかりのグループが出来ていましたよ。


わ~何だか素敵!

広場の一角の出入り口が、まるで鍵穴の額縁に入れた写真のよう。

みんな写真を撮って楽しんでいました。

鍵穴って、イスラム文化の特徴みたいなんです。

トレインビションの観光は楽しい!!


まずはトレドの街を一周できる列車型のミニバスに乗って、楽しもうって事にしていました。

切符は、ソコドベール広場で買えます。

列車の絵が描いてありすぐに場所は分かりました。

5.5€で40~50分で1周回って、トレドの街の全貌をある程度見て楽しむ事が出来ます。

お金を払うと赤色のイヤホンをもらえました。

楽しみ~!

列車に乗るのは右側が良い!


トレインビションは下の写真の、かわいいミニ列車です。

アトラクションに乗る前のようなワクワク感で、その時を待ちました。


出発時間まで30分位時間があり、お土産物屋さんなどを見ながら中世の町並みを歩いていたら・・・

わ~出発時間ギリギリに気づき、急いで乗車場所に向かいました。

ソコドベール広場の前の道 Carlos V通りの小坂を少し上がって、アルカサル前あたりに行くと大勢の行列が出来ていました。

まだ列車は来てなく、少し遅れて戻ってきて助かりました。

座席は1列に4人です。

右側の扉が開いているので、先に乗る人が左側となります。

私は友人と乗り友人が右窓側、私はその内側となりました。

早く着いたお客さんが先に乗っていたので、遅れてしまったけど実は大正解だったね!となりました。

実は右側に観光スポットとなる建物が多いのです。

早く着いても右側に乗れるように工夫して、ここは右側が良いです!

トレインビジョンのルートは~


いよいよ出発です!

座席の前に先ほどもらったイヤフォンの差し込み口があります。

十数個の国旗のマークがあり、数カ国語対応でした。

私はもちろん日の丸国旗で、日本語ガイドで楽しめました。

トレインビション走行ルート



ソコドベール広場横から出発して、ビザグラ門を通りタホ川を渡り、アルカンタラ橋、アルカサル横を通りタホ川沿いを走り抜け展望台へ。

展望台で写真タイムがあり、更にタホ川沿いを走り抜けサンマルティン橋の横を通り、旧市街に入っていきソコドベール広場に帰っていくルートです。

わ~、トレドの北の入口ビザグラ門が見えてきました。

動いていると上手く写真が撮れていません。(@@;)


左右が円柱の石造り、歴史を感じる重厚で立派な門でした。

写真を撮り逃しましたが、トレド駅から入る所にあるアルカンタラ橋は106年~108年ローマ皇帝時代に造られ、何度かの修繕後13世紀に造られた橋のようです。


タホ川沿いに入るとアルカサルも見えてきました。

城壁に囲われているのが、分かりますね!

タホ川沿いを走り抜けると、いよいよお楽しみの展望台へ!


わ~~やはり絶景、この風景に感動!!  

エルグレコが愛した中世の街そのままが見れるなんて・・素敵!

展望台の所で写真撮影タイムがあり、列車から降りて写真を取ることが出来ます。

アルカサルとカテドラルが良いポイントとなって、全体を締めている感じがします。

みんな思い思いにポーズ! 撮影を楽しみ風景に見惚れていましたよ。

パラドール・デ・トレドで見るより手前なので、少し近くでまた違った迫力がありました。


サンマルティン橋、14世紀に造られた5つのアーチが見物です。

ちょっと反射して見にくいですが、重厚な石造りの立派な橋でしたよ。

城壁の写真の石造りがとても立派ですね。


アルフォンソ6世門(旧ビザグラ門)こちらも立派な門で、イスラムの文化が入っているのを感じることが出来ますね。

植木のせんていがアートっぽくて、気に入ってしまいました。

トレインビジョンで一周したトレドの街の感想は~


こうしてトレインビジョンで1周すると、トレドの街が城壁と門で囲われているのが感じられました。

キリスト、イスラム、ユダヤ教3つの文化が重なって出来た独特の街の雰囲気や、中世にタイムトリップする感覚が味わえます。

トレインは全体を見るにはとても良く、アトラクション的で楽しい乗り物でした。

展望台に途中下車出来るのは、とても良いと思いました。

他の写真ポイントも少し止まってもらえたら、なおベストだと感じました。

じっくり観光して写真も残したい人は、ポイント下車できるバスかタクシーで追加で回るのも良いと思います。

あ~、それでも楽しい時間を過ごせましたよ!