さてさて、広場を堪能して10時10分前くらいに王宮の入口辺りに到着!

マドリード観光の人気で、おすすめの王宮!

豪華絢爛な内装や調度品が見物で、楽しみです。

心配なのは、行列です!

せっかくなので見たいのですが、あまりの行列だと時間がもったいないし・・・

朝一が比較的すいている情報を信じて、挑戦しましたー


行列必至?? 朝一入場は果たして?


どうでしょう! 

並んでいるのかな・・

数人程度です。良かった~!

なにげに並んでいたら王宮の誘導のスタッフのかたが、チケットありますか?
と聞いてきてくれました。

当日購入は右に、事前予約でチケットを持っている人たちは左に並ぶように言われましたよ。(表示もあります)


10時になるとドアが開き、するすると順番に入れてしまいました。

朝一正解です!

まずは、チケット購入 1人12€でした。

セキュリティーチェックを済ませて、いよいよ中には入れます。

豪華絢爛・王宮の内部ご覧あれ~


大階段が見えてきました。

わ~



今の王宮はハプスブルク王家の宮殿が1734年に火災にあい、その後ヴェルサイユ宮殿で生まれ育ったフィリッペ5世が建設を命じ1764年に完成したもののようです。

ヴェルサイユ宮殿を見本に造られたのであれば、絶対に豪華絢爛に違いありません。

早速大階段から・・

この大階段サバティーニの設計らしく、大階段は理石です。

上を見上げると、天井のフレスコ画もきれいでまわりの装飾がとても豪華!


こちらの天井画はイタリアの画家、ジャクイントが描いたものだそうです。

フレスコ画
漆喰を先に塗って、乾かないうちに水で溶かした顔料で描く技法です。
なかなかのすご技ですよね~。
ヨーロッパの宮殿や教会などで見ることが出来ます。


階段を上っていくと、王家の紋章が飾られていました。

この紋章は現在の国王の紋章のようです。

かっこいいですよね~。



豪華シャンデリア、照明もクラッシックなデザインで素敵です。



玄関口の装飾をグルリと見渡し、天井もキョロキョロ豪華です。

各部屋に入るところで撮影禁止マークが出てきました。
残念!!
写真撮影できるのはここまででした。



撮影禁止の各部屋はさらにさらに・・・豪華絢爛!!

玉座の間
ヴェルサイユ宮殿の鏡の間をまねたと言われる部屋
ベネチアンガラスのシャンデリアに壁がビロードで刺繍入りです。
すごいですよね。

列柱の間
1985年スペインのEC加盟条約が結ばれた部屋
彫刻がすごかったです。

饗宴の間
150人は収容できる大広間。
現在も宮中晩餐会に利用されてるようですよ。
シャンデリア、壁の模様、大理石の床・・・豪華です。

王室礼拝堂
ジャクイントのフレスコ画が印象的な儀礼のための部屋
プラド美術館をデザインしたペントラ・ロドリゲスのデザイン。

磁器の間
壁を覆っている磁器はカルロス3世が特注で造らせた物。
真ん中に球技時計が置かれていました。

音楽の間
あのストラディヴァリウスをおいた部屋。
1台数億円!! 7台ありました。(゚Д゚)
ストラディヴァリウスはバイオリニストにとっては憧れで最高の音が出るバイオリンです。


実際の部屋数は2700もあるそうですが、公開されているのは数カ所のようです。

どのお部屋も壁、天井、床、ともに装飾的でデザインがどこまでも豪華で贅沢でした。

わ~! ふぅ~! え~! とため息ものですよ。(笑)

絶対に見る価値ありです。

せっかくなので、王様、女王様気分に浸りながら見ると気持ちも上がって良いですよ。



こちら途中の中庭です。

現在、ロイヤルファミリーの皆様は郊外のサルスエラ宮殿で暮らされているようです。
公式行事の時などはこちらの王宮で行われています。

そして、王宮のショップに行ってお土産物をみました。



贅沢な時間をありがとう!


昼前後は大行列~


すっかり堪能して外に出てみると・・・大行列が出来ていました。

かなりの長蛇で驚きました。


写真は11時半前後です。

やはり朝一正解でした。

王宮の向かい側にあるアルムデナ大聖堂です。
こちらは外観だけ鑑賞です。


王宮の外に出たところの広場がアルメリア広場と言われこの大きな空間と向かい合わせに、王宮の建物とアルムデナ大聖堂があります。

左側の景色は王宮の建物を出てアルメリア広場の西側で景色が一望できますよ。
右側は、豪華な街灯です。


王宮・基本情報

開館時間 4~9月 10~20時 10~3月 10~18時
     公式行事があるときは休館になります。
料金   4~9月 13€ 10~3月 12€

交通   地下鉄 2,5,R線オペラ駅から徒歩5分

*2019/11月に訪問しました