ずーと見たいと夢見ていたガウディ建築、世界遺産のサグラダ・ファミリア!

やっと見れる日がやって来ました!

世界中からバルセロナに来て、必ず見ると言われているサグラダ・ファミリア!

みんなが魅了される真相を探れます。

ワクワク!!

チケットは事前にHISさんで手配済みです。

サグラダ・ファミリア入場、生誕のサファードのエレベーター、日本語オーディオガイド付です。

チケット手配の事は、準備編のブログも是非見て下さいね。

ガウディと世界遺産サグラダ・ファミリア

ガウディってどんな人

銅板器具職人の父をもち、建築学校を卒業してパリ万博に出展した作品がきっかけで実業家のグエルと出会いました。

これをきっかけに数々の出会いの中でバルセロナに、時代の象徴であるモデルニスモ建築を残し功績を得た天才建築家です。

サグラダ・ファミリアは

聖ヨセフ信徒協会の聖堂として1882年に着工。

翌年からガウディが引き継ぎ、亡くなるまでの43年間に渡って携わっています。

晩年は特にサグラダ・ファミリア建築に力を注ぎ、自らもキリスト教徒になったようです。
まさに生涯をかけた大傑作なのです。

生誕のサファードのエスカレーターにのった!

9:30生誕のサファードのエレベーター時間です。

上れそうでホッとしました!

実は朝方まだ真っ暗の中、大きな雨音で目が覚めたのです。

えー、雨? 今日はサグラダ・ファミリア観光の日だよ!
自然と心の中で雨が止むよう祈っていました。(笑)

サグラダ・ファミリアは、雨や風が強いと塔のエレベーターが止まってしまうと聞いてたからです。
(*上れなかった時、エレベーター料金は返却されるそうです。)

エレベーターに乗る前は

エレベーター前に行くと、入る前に荷物をコインロッカーに入れるように言われます。

ロッカーは1€必要です。

後で1€帰って来ますが、1€ないとロッカーに入れられず慌てる事となるので準備しておくと良いです。

エレベーターで塔の上に

エレベーターはすいていて、あっという間に塔の上に着きました。

下りは階段で、景色を楽しみながら降りていきます。

300段あるそうです!
(最初は階段数に驚きましたが、降りていくとあっという間です。)

わ~! スゴイ~高所恐怖症の人はちょっと怖いかも・・・

鐘楼と鐘楼の間の橋と鐘楼の隙間窓から、バルセロナの景色を堪能出来ます。

左側写真の橋の前には命の象徴の糸杉と、信者とされる鳩さんがとまってます。

右写真は鐘楼!まだ工事中で網がはってあります。

この隙間は、鐘の音響効果を狙って造られているそうです。

鐘楼の先端は司教のシンボルの冠のようです。

鐘楼の上に登ると、フルーツや植物などの装飾モチーフを目の前で見ることが出来て迫力を感じます。

そして工事中の様子も見ることが出来ちゃいます。

とても見たかった巻き貝がヒントのらせん階段!
こんなこと考えるなんてスゴイ~と感動! (足が映り込んでしまいました。(~_~;))

降りていく階段も写真のように、ちょっと狭いめですよ。

サグラダ・ファミリア内部は幻想的!

聖堂内部はとても幻想的でした。

ステンドグラスの鮮やかな色が目に入り、感動に浸ってしまいました。

こんなにステンドグラスがキレイな教会、あっただろうかと思えるほど・・・

ずっと見ていたい気分になります。

曇りの日でもこんなに素敵ですが、天気が良いと太陽からの光の角度が変わりもっと幻想的になるそうです。

太陽の昇る東側(生誕のサファード)のステンドグラスは青系、太陽が沈む西側(受難のサファード)は赤系で造られています。

樹木のように枝分かれした柱と、天井にはシュロの葉がモチーフになって森の中にいるイメージになっています。

どもまでも細部にこだわっていて、幻想的な世界が広がっていました。

祭壇を囲む柱の上には、新約聖書の福音書を書いた4人の使徒のシンボルが描かれています。

マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネです。

主祭壇には十字架にはりつけにされたキリストと、まわりにはブドウと小麦が飾られています。

生誕のサファードと受難のサファード

中の神聖な雰囲気を堪能した後は、改めて外観を見て回りました。

生誕のサファード

キリストの誕生から幼少期までの希望と喜びを、彫刻で表現しています。

生誕のサファードはガウディの生きている間に最初に建設され、1936年に完成させられたものです。

日本の外尾悦郎さんの手がけた部分もあります。

上の写真は生誕の門の扉で、日本人の外尾悦郎さんが手がけた彫刻です。

葉っぱやバラ、昆虫などが表現されています。

おうとつ感があり装飾的で、素敵です。

受難のサファード

キリストの受難から死に至るまでを彫刻で表現しています。

生誕の柔らかな彫刻に対し受難のサファードは、直線的なデザインになっていました。

彫刻は、ジョセップ・マリア・スビラクスによるものです。

左の写真は受難のサファードにある16の数字のあるパネルで、縦横斜めとどこから足してもキリストが亡くなった年33になるよう出来ています。

右の写真は受難のサファードの扉で、福音の扉と言われています。

新約聖書からの抜粋で、重要な部分はゴールドの文字になっています。

文字の表現もおうとつがあって、何だかおしゃれな感じに見えました。

写真スポットはー

人気の写真撮影スポットは、やはりガウディ広場の池越しに逆さに映るサグラダ・ファミリアと共に撮ることです。

楽しみにガウディ広場に行って見ると…

何と! 朝方の大雨で、池の中で葉っぱなどのゴミたちのお掃除中の作業員が目に飛び込んできました。

池に映るサグラダ・ファミリアで無く池を掃除する作業員と、サグラダ・ファミリアが撮れました。(笑)
左下の池にかすかに逆さサグラダ・ファミリアが移っていますが・・・(^_^;)

ちょっと残念でしたが、作業員さんとのショットも珍しいと思いちょっと楽しくなりました。

サグラダ・ファミリアは朝一がおすすめ?

サクラダ・ファミリアは朝一に見るのがおすすめと、聞いていたので9時入場にしました。

実際に行ってみると・・数名はいましたが朝一は本当にすいていましたよ。

チッケットを渡しオーディオガイドをもらって、中に入れました。

先にサグラダ・ファミリア教会の中に入ると幻想的な世界が広がっていて、人も少ないのでスイスイとと動け感動に浸れました。

この後塔のエレベーターに乗り降りてきて、10時過ぎ頃からドンドンと人が増えてきました。

午前中だと、生誕のサファード側の写真を撮るに光があたり良いようです。

逆に受難のサファードは天気が良いと午前中は逆行となります。

完成は2026年?? まだまだ建築中!

サグラダ・ファミリアはまだまだ建築中です。

予定ではガウディ没後100年の2026年に、完成を目指しているようですが・・・

もっとかかるのでは・・・と噂されています。

それでも入場料収入や建設技法の近代化によって、ホントの当初の計画よりも随分早くなっているようです。

受難のサファード側からのサグラダ・ファミリア完成図

これから建築予定されているのが、南側の塔・栄光のサファード!

生誕のサファードの後ろ側には、マリアの塔、イエスの塔などが今建設中です。

今でも十分な迫力と感動の数々でしたが、完成するとどんな感じになるのかホントに楽しみです。

世界中の人が待ち望み、ガウディもきっと喜んで待ち望んでいるように思えました。

サグラダ・ファミリア基本情報

開館時間 9時〜20時 
3・10月 9時~19時
11~2月 9時~18時
1/1,6 12/25,26 14時まで
 *基本無休ですがミサにより休日もある

場所 地下鉄2,5号線サグラダ・ファミリア駅から徒歩1分